明治41年の渡米団同行記から

 ・渡米団は日米政府の公式親善行事であり、出発前には明治天皇や総理大臣主催の昼食会が催

  されており、氏名の読みが間違っているのはあり得ない

 ・明治42年発刊の書籍に かみの とルビを振った記述があり、この時点ではカミノ姓か?

 ・書籍を書いた同行記者は読みが難しい上遠野や複数の読みのある神野は確認しているはず

  (名古屋からは初代金之助、上遠野、松坂屋の伊藤の3名が参加している)


▶ 新洋行土産. 上巻より

 ・著者は個人情報の掲載や、参加者を動物に例えたり、金之助については穏やかな旦那様と評価

  していることから、初代金之助に付いても情報を集めていたと考えられ

 ・ルビ付きの神野は10頁を含め3回出てくるがカミノが2回、10ページのカンノが1回、カンノは

  その後に出てくる神田(カンダ)と混乱したと推測します

 ・ここをクリックすると新要綱土産・上巻に、こちらをクリックで巻にクリックします


 ・10頁の「カンノ」は次のカンダと混乱か?

 ・神田男のとは男爵(だんしゃく)の意味

 ・渋沢氏は後に子爵に昇格してます






▶ 渋沢栄一記念財団-渡米実業団

  ・ここをクリックすると渋沢栄一記念財団の渡米実業団サイトにリンクします

  ・2021.01.13にカミノ姓に関する問い合わせをしたが、姓に関する資料は残って無くカミノは

   最新の資料から調べたものと、渋沢資料館学芸員さんより回答がありました

  ・下記が「新洋行土産. 下巻」よりの渡米団名簿(並びは右から左)


▶ 渋沢栄一記念財団-渡米実業員団一覧

  ・日本を代表する人材であり、正確な情報が全員に行き渡っていると考えるのが妥当である

  ・個人情報も調査されて同行記に掲載されている中、この書籍にはカミノのルビがあるので

   この時点でカミノであったはず

  ・下記が年齢・身長・渡米回数・子供・出発前後の体重のリスト(並びは右から左)